とある格闘ゲーマーが到達した人生の道しるべ ③シャブセックス理論

第3章 シャブセックス理論

≪目次≫

第1章  プライド分散理論
 第1節  プライドの定義
 第2節  現代日本におけるプライドの形成
 第3節  プライドの仮設
 第4節  現代日本でのプライド仮設の問題点
 第5節  プライド分散
 第6節  プライド分散のススメ

 

第2章 世界ランク理論⇐この記事はココ
 第1節 自己分析 自我の目覚め
 第2節  自我の目覚めのプロセス
 第3節  世界ランク理論
 第4節  感性のキャリブレーション

 

第3章 シャブセックス理論  ⇐この記事はココ

 

第4章その他の理論について
⇒腐るほどあるから本人に聞きに来てくれ

 

 

さて、他の二つに比べて完全にふざけたネーミングだと皆さん感じるだろう。


とても外じゃ口に出来ない文言である。

 

しかし、この名前以外無かったので仕方がない。この名前以外は嘘である。


さて、世界ランク理論と同様に私が何故シャブセックス理論を構築し始めたかを最初に示さないとならない。

 

私はとある大学の薬学部の研究科を卒業している。

 

何故薬学部に進んだか?

 

聞かれた時は「幼い時に~」云々適当な理由を並べているが、ザックリといって「エロい薬を作りたかったから」に他ならない。


当時は対魔忍という概念は無かったが、きっと、おそらく私は「感度3000倍」的なものに憧れを抱いていたのだ。


主になかじまゆか先生のせいであったが、まぁそんなことはどうでもいい。

 

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△久しぶりだなぁ 「D.L. action24」

 

悲劇は生化学だったか人体生理学だったかを学んでいる時に起こった。

 

結局のところ人間の快楽は脳内の分泌物に支配されていることに気付いたのである。


では、その物質をガバガバ出す薬品を生みだせばいいのではないか?

 

もう皆さまお分かりだろうか。


その最適な物質とはメタンフェタミン(覚せい剤、シャブ)に他ならない。

 

崇高で堅い意思を持ち勉学に臨んできたが、両親の教育の賜物で順法精神に満ち溢れた私は別に中学生だろうが高校生だろうが、想像力を働かせれば理解できそうなことを大学1年の時に気付き、打ち砕かれたのである。


そんなこんなで生きる目標を失った私はここを深く掘り下げることになった。

 

「何故、そもそも僕はエロい薬を作りたかったのだろうか?」

 

気持ち良さを体感したかったからだという答えを得てからは後は早かった。


気持ちいいとは何だ?

 

人間には3大欲求というものがある。

 

食欲、睡眠欲、排泄欲(性欲)と言われているが、必ず必要であると同時に気持ちよさが伴う。


生命活動を維持したご褒美として脳が快楽物質を分泌しているのだ。

 

皆さん例えばゲームをしていて食事や睡眠を忘れてしまったことは無いだろうか?


私はそれが頻繁に起こっていた。既にご褒美を脳が得てしまったから、脳が勘違いして欲求が想起されなくなっていたと考えられた。


この快楽物質は日常の様々なシーンで得られる。

 

そこまで考えて、私は「人間の目的は快楽物質を生産し続けることである」と仮説を立てた。

 

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△後に全く同じ話を漫画で見て一生頷いてた。 「マザリアン」より

そうすると様々な現象に納得がなくようになった。


みんなとにかく「チョー気持ちよく」なりたいのだ。

 

 

人間の生命活動の他にどのように人間は快楽物質を得ているか?


承認というエネルギーに他ならない。

 

『承認=気持ちいい』のだ。

 

この話に説得力を持たすためにこれまで小難しい話をしてきたのが、この章ではとにかくバカになる。その必要性がある。

 

とにかく『承認=気持ちいい』のだ。

 

 

次第に「チョー気持ちよくなるにはどうしたらいいか?」という問題を考えるようになったが、やはりそこにも大きな問題が立ちはだかったのである。

 

気持ちよさの限界点が「肉体的な刺激と脳内物質の分泌を同時に得ること」なのであれば、その限界点こそが「シャブセックス」なのである。

 

これはいけない。


私の順法精神がそれを許さない。

 

そもそも何故法は守らなければならないかという話になる。


法とは基本的に「過去に許可してたらめちゃくちゃになっちゃったorなる可能性があったからみんな禁止ね」というものだ。


いたるところで喧嘩が起きればエスカレートするのでそれは禁止しなければならない。戦争ですら予告無しに爆撃しちゃうと収集がつかなくなるので、必ず宣戦布告しなければならない。

 

法の裏をかくのはただの裏技なのでやったもん勝ちだとは思っているが、法を順守することこそが最低限社会で生きる上で重要なことだと考えている。

 

覚せい剤の場合は何が悪いのか?


常習性や症状等があげられるが本質はそこでは無いと考えている。

 

ただただ「簡単過ぎる」のである。

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△結局苦労を乗り越えた先にある快楽が自らを成長させる。「マザリアン」より

本来は大きな苦労を乗り越えた先にある達成感や、頭を抱えながら捻り出した創作物を見た時の恍惚感とほぼ同等と考えられる莫大な「承認エネルギー」が注射一本で得られてしまう。

 

プライドの確立なんて非効率なことは極めてバカらしくなってしまう。


そりゃもう確実に廃人まっしぐらだ。

 


上記のように絶対に覚せい剤の使用はいけない。

 

しかし、これは断言出来る。

 

目指すべきはその領域である。


例えばオリンピックの金メダル。
身体的な疲労によるエンドルフィンの分泌と全国民の賞賛
これはもう実質シャブセックスと言ってもいいだろう。

 

例えば神絵師が即売会で自分の描いたキャラと同じコスプレ売り子と同人誌を販売した後にホテルin
これはもう実質シャブセックスと言ってもいいだろう。

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△髪を焼いて吸引するのも実質シャブセックスだ 「アダムとイブ」より



しかしここで残念なお知らせがある。


この誰が見ても「実質シャブセックス」の領域までいけるのは非常に限られた才能と努力を惜しまずに投資してきた者だけである。


しかも生存バイアスがかかり、足元には名前も知らない死体が大量に転がっているだろう。

 


さて、聡明な皆さんは気付いただろうか?


そう、「誰が見ても実質シャブセックス」は別に目指す必要性は必ずしもないのである。


大事なのは「あなたにとってのシャブセックス」それである。


新しい星を見つけて自分の名前をつけるのがシャブセックスの可能性もあるし、地元の消防団に所属して地域の平和を守ることがシャブセックスの可能性がある。


ネトゲで姫プレイすることがシャブセックスである可能性もあるし、自分の嫁が寝取られるのを眺めることがシャブセックスの可能性がある。

参考:寝取られ性癖に苦しむアライさんまとめ https://togetter.com/li/1339234

 

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ネイチャージモンもこう言っている。 「ネイチャージモン」より

 


ここで第1章の〆と全く同じ文章をここに書こう。
あなたはどう感じるだろうか。


楽しいことがなくても、好きなことがなくてもじっくり腰を据えて眺めて欲しい。


蛭子さんも「好きなことが見つからないときは、とりあえずお金を稼ぐんですよ」と言っている。

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蛭子さんもこう言ってる



変化に対するアレルギー反応だらけで予想よりは変わらなかったとはいえ、この平成の30年で世界は急激に変わった。
マスメディアが価値を作り出さなくても個人がどんどん価値を創出できる環境ができた。

いつ好きなものが出来てもいいように準備をしとくべきだ。
それがあなたの可能性を育み、新たなプライドの確立に繋がることだろう。


それでは各位、自分だけのシャブセックスを見つけてください。

 

◆リンク

第1章 プライド分散理論へ

https://mekasue.hatenablog.com/entry/2019/05/02/011050

 

第2章 世界ランク理論へ

https://mekasue.hatenablog.com/entry/2019/05/02/011111